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テキトー手探りオタ母育児備忘録。

3才のムスメと1才のムスコのオタク母による育児備忘録。もちろん時々オタクな日記です。書いたり描いたり、愚痴ったり。

③ムスコ・けー氏の出産記録。

それから、消灯時間少し前の搾乳時間。
私が、
母子別室なら楽なのに、
なんて思わなかったら良かったのに
とかグスグスしながら搾乳をしていると、見回りの看護師さんが来た。
入院部屋が変わってから、私の事を気に掛けてくれてる人だ。(最初の部屋は母子同室、移動した部屋は、何かしら赤ちゃんに問題が出て、NICUに赤ちゃんがいる母たちの部屋なので)
『まだ、先生に呼ばれてないんですよね?』
『…はい…(T ^ T)』
NICU、行ってみましょうか。…気になって眠れないでしょう?』
『いいんですか?!』
『行きましょ、行きましょ。検査やらは終わってるでしょうし、会う事は出来ると思います。母乳も丁度持って行くトコなんですから。』

NICUは常にバタバタしている科。
基本的に先生に隙は無い。
すぐに話をされないのは、重度ではないという証拠。
でも、ごめんなさいね、母はすぐにでも赤ちゃんに会いたいのにね、
そんな感じの話を看護師さんがしてくれた。
NICUまで来ると、その看護師さんはNICUの看護師さんに事情を話して、私をNICUの看護師さんに託して戻って行った。
NICUは、
当たり前ですが非常にデリケートです。
出入り出来るのは、赤ちゃんの両親、更に両親どちらかでも同行している場合のみ、祖父母も入室OK、なんだとか。だからさっきの産婦人科の看護師さんはここまでみたい。
NICUに通される前に、看護師さんに教えられ、手を手首まで念入りに消毒。使い捨ての白衣みたいなのを着用して入室です。(この間、不必要に物に触りません。触ったら洗い直しします。)
より一層ドキドキしてきた。さすがNICU
部屋を開けると静かな室内に、そこら中から心音計の音。赤ちゃんはほぼお休み中なのか、泣き声はそんなに聞こえない。
おっかなびっくりしながら付いて行くと、部屋の真ん中あたりに居た けー氏の所に来た。
あー…保護機だ…

何かいっぱいコードやら管やら付けられてる けー氏は、スヤスヤ寝てらっしゃいました。
見た瞬間に思わずボロボロと涙が出た。
やっと会えたーとか、
管やらいっぱいで痛々しいーとか、
母子別室がいいなんて思ってゴメンねーとか、
なんか色々頭をぐるぐるした気がする。
看護師さんがガーゼをハンカチ代わりに差し出してくれた。
その時のガーゼは捨てる気にはならなくて、今でも けー氏用の母子手帳ケースにしまってある。
『この椅子にお掛けになって下さい。…心配でしたね。お時間がかかってすみませんでした。先生はそろそろお話出来るそうなので、もう暫くお待ち下さい。』
『はい…(つд⊂)』
『今は落ち着いておられるので、赤ちゃん、触られても大丈夫ですよ。手を消毒していただいて…この穴から手を入れて触ってあげて下さい。』
そう言われ、涙をグッとこらえ、言われた通り手を消毒して、保護機に空いている手を差し入れる所に手を入れて、けー氏に触る。
朝から振りだ。
ついでに顔に触ったら『なんだよー、おれ ねてんだよー、じゃますんなよー』みたいな顔された^_^;
保護機に付いてる体温計でも、まだ熱があると言っているし、まぁ、一眼会えて安心したし、とりあえずここに居させて貰おう。

結局、更に1時間くらいして先生がやっと空いて20分くらい話があって…脊髄注射して髄液も調べたけど、異常無し。髄膜炎とか怖い病気ではないのは分かったけど、熱が下がらないのは…やはり原因は不明なんだそうだ。
まぁ、熱は38度にはあまりいかないくらいを行ったり来たりしてる微熱状態だから、やはり緊急性は無いようなので。
先生と話し終わって、ほっとしたのもあり、私はもう一回 けー氏のトコに行ってバイバイして、部屋に戻ることにした。

時計を見たら、深夜2時だった。

何時になってもいいから電話して教えてとダンナに言われていたのもあったので、NICUの前の待合室の中にある電話用BOX(携帯電話をしてもいい個室)でダンナに電話。
母さんには…したからってどうしようも無いし、来るにしても2時間かかるし…緊急では無いし、朝になってから報告すればいいかなぁ、とか色々話して、
ほっとして、涙が出た。
ダンナが大丈夫かって訊いてくれたけど、面会時間を越えてまで来て貰う大事じゃ無いから、また朝ねって言った。
私が入院から4日だ。ゆーさんが少しグズグズし始めてるらしい。初めてこんなに離れるなぁ(泣)ちゃんと食べさせてくれてるんだろうか…心配だなぁ。とか思いながら…時計を見る。
そろそろ搾乳時間だ。
気を取り直してもう一度入院部屋に帰った。

************

母乳を届けた時に聞いたけど、NICUに入ってから、けー氏のグズリが少なくなったみたい。夜寝てくれなかったのは熱があったからなのかな。
きっと、
俺様も寝るから、かーちゃんも寝な?
って事だったんだろうな。
ゆーさんもいない、
久しぶりの睡眠時間。
しっかり、眠らせて貰いました。


何か、朝日がちょー眩しいの。
ゆーさんの時にはなかった感覚だなぁ。
妙に
新しい何かが始まる感じがした。

久しぶりにのんびり朝ご飯食べて、
搾乳して届けて、
しばらくして
ダンナが来たので改めてNICUへ。
ダンナも緊張感満載でNICUにはいった。そりゃそーだ。
この日の けー氏は
『ここ、めっちゃ快適なんすけど』
みたいな感じでこちらを見てる(笑)
入院部屋、暑いもんね^_^;
きっとこれで良かったんだわ。
『チビすけー。心配さすなよー。』
ダンナが手を握ってやりながら
そう言ってた。


ダンナには、けー氏もNICUでしっかり見てもらってるし、入院部屋には健康体の私だけだし、
残りの入院の日数は、来るなら朝からじゃなくていいからと、夕方くらいにのんびり来て貰った。


それから、
けー氏は5日目には熱も上がらなくなり、体重の減少過多もなんとかおさまってきた。
私は何の異常も無かったので、出産から1週間で通常通り退院。
けー氏は、念の為、予後を診る為に退院が間に合わず、1日だけ遅れて私が退院した翌日、退院する事になった。

けー氏を産んだ同じ日…ほぼ同じ時刻に、
私らの隣のLDRで赤ちゃんを出産した家族さんと会った。(ダンナが、その旦那さんとLDR外の廊下で出会って、お互いにおめでとうございますーって言い合ったからダンナ同士覚えてた)
向こうは女の子の赤ちゃん。
ウチはちょっと熱があって、赤ちゃんは明日退院なんですよ、なんて言い訳して。
その家族さんがちょっと、羨ましかった。

そう言えば けー氏と誕生日おんなじなんだ。いつか出会ったら運命的だなぁ。



その1日、
ゆーさんとだけ寝んねするのも
これで最後かーと、
ダンナとゆーさんと、川の字になって寝た。
なんだか妙にしんみりしたな。

◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*

次の日、
いつ迎えに来ていただいても構わないですよ、と言われていたので、
一般受付開始時刻に、速攻で、ダンナと迎えに行く。

ゆーさんの時に一回だけ着せた
白いドレスを着せる。

帰りの車は、
今までゆーさんが使ってたチャイルドシートに乗せる。
今日からは けー氏の椅子だ。
久しぶりの後ろ向きチャイルドシート
ベルトがガポガポだ。
ゆーさん用には
新しい、1、2歳の子から使う用のチャイルドシートを新調してあげている。

これから2ヶ月くらいは家族でお出かけは無いだろうけど、
この先
2つのチャイルドシートがフル稼働する様になるんだよなー
とか思いながら、
ダンナとしみじみ話しながら
家路についたのでした。




補足へつづきます。